伊藤大海 超遅球に追いロジン、らしさ全開に「朗希君には及ばないですけど、ちょっとどよめき聞こえた」

[ 2022年7月27日 23:03 ]

マイナビオールスターゲーム2022第2戦   全パ2─1全セ ( 2022年7月27日    松山 )

<全セ・全パ>8回、坂倉に遅球を投げる伊藤(撮影・光山 貴大)
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 プロ野球のスター選手が一堂に会する「マイナビオールスターゲーム2022」は27日、愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムに舞台を移して第2戦が行われた。日本ハムの伊藤大海投手(24)は8回から8番手で登板。超スローボールを4球投じ、3者凡退に抑えた。

 試合後の一問一答は以下の通り。

 ──最初からこうしようというのはあったか。
「走者を出すと、あれは投げられないので。1球目からいこうかなというのは考えていた。(先頭の坂倉の右飛が)良い角度で上がったんで、あれと思ったけど、味方してくれました」

 ──ビシエドにはスローボールを3球連続で投じた。
 「(捕手の)森さんが面白がって。シーズン中も何度か投げていて、ネットとかの反応もよくて。自分も何かパフォーマンスをできることを考えたらあれぐらいしかなかった」

 ──球場も盛り上がった。
 「佐々木朗希君の160キロを超えた時のあれには及ばないですけど、ちょっとしたどよめきが聞こえたので良かったと思います」

 ──佐々木朗希投手を見て。
 「やっぱりこう、ある程度コントロールも良いですし、スピードもあって、なかなかバッターとか見逃せない状況をずっと作っているのが彼の強みなのかなと、あらためて思ったので。スピードに注目されがちですけど、それ以外の部分というのがすごくレベルが高いなとあらためて思いました」

 ──話していてためになった選手は?
 「(ソフトバンクの)大関投手はなかなかコミュニケーションを取る機会がなくて、実際にいろいろ話してみて、同級生の輪を広げられてよかった」

 ──追いロジンについて。
 「いつもの3倍ぐらいで、ましましで。もうちょっとできたかなと。ただバッターにも迷惑を掛けちゃうので(笑い)」

 ──後半戦に向けて
 「昨年も最後10勝9敗だったので。同じような形でズルズル勝ったり負けたりなるのは嫌だなと感じているので、10勝しても10敗する投手と言われないように、勝ちにつながる投球で、最低でも次につなぐ投球を後半、苦しくなってくる時期ではありますけど、もうひとふんばりできれば」

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