2022.12.17

「在日3世」の私が、この夏に「自称・先進国」の韓国から“帰国”したら驚いた「日本の意外な変化」

「在日3世」の私が、この夏帰省をして「驚いたこと」

筆者は1963年に生まれ小・中・高と朝鮮学校に通った。16歳になると役場から知らせがあり、国籍を北朝鮮か韓国へ選ぶことができた。

当時、家長である祖父が朝鮮総連系だったので、自然な流れで北朝鮮籍を選んだのだ。

いまは韓国籍 photo/gettyimages
 

この頃まではまだ深緑の手帳(胸ポケットに入るくらいの)の外人登録書なるもので、特別永住権ではなかった。

18歳になろうかという時、北朝鮮籍から韓国籍に変えるために韓国から戸籍を取り寄せて、籍を移したのだ。

当然、高校生にもなると朝鮮学校教育の主体思想のマインドコントールからは抜け出し、日本社会で対応できるまでにはなっていたと思う。若い頃の会社勤めしかり、自営業をしてからも、筆者は日本人同様に税金を払い、日本で暮らしてきた。

そんな筆者がこの夏、久しぶりに実家に帰省した。そこで話を聞くと、いろいろ驚くことがあった。

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